照れ隠し


温泉に浸かる猿スノーモンキーで海外からの観光客に人気の地、長野県山ノ内町。
今回、山ノ内町商工会青年部様からの依頼で経営力向上研修会の講師を務めました。

一人一人のアイディアを引き出し、皆の気持ちを一つにまとめる会議の上手な進め方(2016年11月10日)


担当者様の意図


今回の研修は、山ノ内町商工会青年部の担当者様が長野県の専門家派遣事業のwebサイトをご覧になったところから始まりました。

商工会青年部に所属する会員は、現在、または将来に渡ってこの地域をまとめていくリーダーとなる立場の方が多く在籍しています。
事業としても、観光客などの外へ向かっての商売と言うよりは、清掃、設備工事、理容店など、この地域に住む人達へサービスを提供している方が在籍しています。

地元出身、地元密着の事業をしており、また個人、小規模事業が多いので、
マイナス面として、世の中の動向を多様な視点で見る機会が少ない、多くの利害関係者と話をして意見をまとめていく機会が少ないことが上げられます。

こういった中、弊社の会議やコミュニケーションの場作りに関するノウハウや知識、
そして、それを一方的な講義ではなく、参加者同士が対話をして学びを深めていく参加型の講習(ワークショップ)で習得する手法に興味を持って頂きました。

ただ、終了後にお話を聞くと、
「今の青年部には会員同士のコミュニケーションが足りない。会員同士が話をする場を作りたかった。」
それが最大の目的であり、懇親会の様子を見ると、それに応えられたのかなと思います。


参加者の感想


平日の18時からスタートということで、皆さん仕事終わりに駆けつけての参加です。
弊社の行っていることは従来の概念で説明することができないことが多いので、私のプロフィールも横文字の流行言葉が多くなっています。
そんな聞き慣れない言葉が多く、少しハテナが浮かぶ中始まりました。

ワークの中では、各自が考えたこと、感じたことを時間一杯を使って喋って貰います。
3つのグループを作ってワークをしてもらったのですが、あちこちで
「三分長げー。」
という声が聞こえてきました。

とは言いつつ、
手に取った会議や組織に関する本の言葉を介して、普段自分の考えていること、感じていることを真面目に言葉を紡ぎ出している姿が見えました。
注)弊社の研修は、テーマに沿った書籍を使って行います。

町の議会で議員をされている方もいらして、その方の小さな一歩が
「末次先生に質問をする。」
でした。
注)弊社の研修では、必ず最後に小さな一歩を決めて実行してもらいます。
小さな一歩とは大げさな行動ではなく、今すぐにでもできる簡単なことです。その小さな一歩が未来を創り出します。

研修が終わった後の懇親会では、きちんと質問をして下さりました。他にも懇親会では、
安全な場とか、小さな一歩とか、研修で行っていたことがネタとして使われたりして、既にみんなの共通言語となってました。


全体を通して


今回研修を担当させてもらい感じたのは、
山ノ内町商工会青年部は社会人を育てる学校なんだなと思いました。

依頼して下さった青年部の担当の方が先生。
青年部の部長がクラス委員。
他の会員が生徒。

生徒の中にも上級生と下級生が交じっていて、愛のある関係だなと思いました。

研修をきっかけに
「私は・・・と思う。」というような主観的な意見が言い合える安心できる関係性が続いたら良いなと思います。

ちなみに私は、
前日から山間部では雪が舞うような冷え込みがあり、当日の午前中に急遽スタッドレスタイヤに交換しました。
冷えた体を温めようと思い、湯田中駅にある「楓の湯」という温泉に浸かってから研修へ向かいました。

長野県内の仕事はこういった楽しみがあるので良いですね。
温泉地からのお仕事、お待ちしています。

楓の湯ホームページ
http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/kaedenoyu/index.html


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