[動画講座 &書き起こし]オープンな社会は、他者承認が不要な社会

動画講座書き起こし (YouTubeの自動文字起こしから)

今日はですねえ。
「オープンとはどういうことなのか」というお話をしたいなと思います。

で、
まあ、あの、オープンソースっていうね。
WEBのシステムだとか、
まあ、わかりやすく言えば web サイトって言ってもいいと思うんですけれども、
そういった web 上のシステムですね。そういったものの開発のスタイルというものは今、
オープンソースって言ったりだとか、
オープン開発ですね。
そういったところが、どんどんトレンドになってきています。

で、
オープンっていったい何なのか、というと。
私が捉えるには、ひとつ定義としては、
誰でも自発的に関われることですね。

どんなにちっちゃなことでも、大きなことでも、とにかく誰でも
「わたし、それちょっとやってみたい」とか思ったら関わることができる、
作ることができる、ということが
オープンっていう意味なのかなと思っています。

で、最近の例でいきますと、
コロナウイルスの感染者数だとか、
死亡者数だとか、
回復者数ですね。
そういったところを地域別にデータをわかりやすくグラフで表示したりだとか、
してくれるサイトが有志で作られています。
で、
その最初の大元のものを作ったら、まず最初はね、東京都の方で始まったんですけれども、
それがオープンソースになっているので、要は誰でも使っていい、となっているので、
それを利用して、
他の、横浜だとか各地域の自治体のサイトが開設されました。
台湾も、なんかね、それで作ったってありますけど。
で、
その開発過程でいくと、
あの、やっぱり台湾の it 担当大臣っていうのがね、すごい若くて優秀な方がなっているんですけど、
その人が実は、日本のそのweb サイトを作っている人とつながりがあって、
で、
東京都版ですね。作った時に、
まあ、ほんのちょっとしたことです。
言葉がちょっと違いますよ、というのがあったので、
それを書き換えた
っていうのがあります。

そんなちっちゃなことでもね、
台湾の方が関わって作っていったと。
で、
これが象徴的かなと思っていて。
で、
こんな風にですね、実はその、
まあ、いいものができるというのは、もちろんそうなんですけど。
あと、そんな感じで、実は社会の仕組みですね、
作っていくという過程に、どんどん人が自発的に関われるようになると、
社会全体で最適化されていきます。

で、要は、
当事者という人が、どんどん変えていける。自分にあったものとか、良いものに変えていけるので、
仕組みとしては、
どんどんいいものができていくんですよね。
で、
誰か一つ特定の人だけの有利なものではなくて、
社会全体で最適化されていく。
で、
もちろん、それぞれの状況に合わせてバラエティーが出てくる。
いろんなものが発生して作っていかれるって言うのもありますよね。

そんな風にして、実は、その社会の仕組みがどんどんオープンになっていくと、
誰でも関われるようになっていくと、全体最適化されていって、社会全体がよくなっていきます。
ですけど、これはですね。
実は、さっき自発的に関われるって言ったんですけど、
一部の、まあ、いわゆる支配者層っていう言葉で言っちゃいますけど、
の人たちにとっては、この状況って好ましくないんですよね。

要は、
支配者層の人たちは、情報とか、何か価値とかに偏りが、世界に偏りがないと、
支配できないんですよ。
要は、富が偏っていないので、
偏った富を使って少ない所のもの買うだとか、
思うように動かしたりだとか、そういう偏りっていうのが、
特権階級ですね。
自分だけ得をしようだとか、
そういうことをする人たちにとっては大事になってきます。
で、
さっきも言ったんですけど、オープンになっていくと、どんどん社会全体が最適化されていくので、
偏りがなくなっていきます。

で、
あとですね、
富の偏りですね。儲けだとかという考え方の根本って、
実は、他者承認ですね。
を求めていることになります。
要は、
「こんなすごいことやったんだぜ俺。だから金くれ」とかね。
もしくは認めてくれよ、とか。

で、
「そんだけすごいことやった俺、偉いんだぜ。だから言うこと聞けよ。」って言う、
まあ、簡単に言えばそういう心理というものがあるので、
他者承認を求める人たちは、全体最適化していくことが困るんですよね、実は。
なので、
オープンっていうものと、支配者層、もしくは他者承認、
まあ、自分で自分を満たしていない人たちにとっては、それは相性が悪いことになります。

まぁ結局、そのオープンと他者承認が相性悪いっていうのは、
さっきの、自発的に自分がこれに関わりたい、関わっているんですよ、っていうスタンスで作っていくので、
いい物をつくったとしても、そこに承認の仕組みがないんですよね。
プロセスが、もちろんね、
やったことに対して、ありがとうっていう気持ちはね、みんな持つんですけど、
基本的には、自分がやりたいから作ったって言う、自然の成り立ちですね。

森の木々たちはこういった、
そして、川の流れですね。
そういったものたちは、別に何かに認められたいからやってるわけじゃないんですよね。
自分が自分であるために、ただ動いていたりだとか、存在している。
そんな感じですね。

で、
オープンっていうのも、それで作られた物っていうのも、基本的にそうなんですよ。
別に、人に認められるからやるわけじゃない。
ただ、自分がやるからやる。
そして全体が実は、
うまく成り立っていく。最適化されていく、という形たちなので、
オープンと他者承認っていう、あとは支配者層、富の偏りだとか、
世界の偏りを求める人にとっては、相性が悪いですよね。

でも、これあるんですね。
まぁ、インターネット含め、どんどんオープンというものですね。
オープンで開発していく、誰でも関わっていく、っていうそういう世の中になっていくと思うので、
そちらを見て動いていくと、これからいいんじゃないのかなと思います。

今日はですね、
オープンとは何か、っていうお話でした。
では。

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