[レポート]第4回目サバイバル教室「水の確保」2019年4月27日(土)

今日は、
人が生きていくための基本的な知識、スキルを伝える「サバイバル教室」
の第4回目。

2019年4月27日(土):「水の確保」

  • 野外における安全な飲み水とは
  • 浄水器について
  • 濾過器を作る
  • 煮沸する

を開催しました。

今回の会場は、
松本市中山にある「かまばの森」です。

※詳しくは以下のURLをクリックしてご覧ださい。
kamabanomori.blog.fc2.com

「サバイバル教室」修了者には、
長野県松本市周辺の里山を使って遊べるように、開放する予定があります。

なので、
同じ場所ではなく、幾つかの場所を御案内する意味も込めて、毎回違う場所で開催しています。

まずは、今日の森と体のリズムを合わせていきます

「感覚瞑想」をして、合わせていきます。

今回は、
視覚、聴覚に加えて、触覚、嗅覚、味覚も360度使ってみます。

前日まで暖かかったのに、今朝から急に寒さが戻ってきて、
なんだか森も驚いている感じがしました。

いつものようにサバイバル5要素を振り返ります。

今日は、初めての参加者がいらしたので、改めて、
一からサバイバル5要素をお伝えしました。

空気、シェルター、水、火、食。

そして、順番も確認します。

今回は、
いざという時には72時間以内に確保すべき、「水」を扱っていきます。

「飲み水の確保」という視点から、
野外にある水を分類すると大きく3つに分かれます。

  1. 化学物質や放射性物質、金属類などの ”非生き物系” が入った水
  2. 細菌やウィルスなどの ”生き物系” が入った水
  3. 泥やガラスなど ”目に見えるゴミ” が入った水

それぞれについて解説していくと、

  1. 化学物質や放射性物質、金属類、海水などの”非生き物系”が入った水
    を飲み水にするためには、市販品の浄水器に頼ることになります。
    蒸留でも除去できる可能性はありますが、種類によります。
  2. 細菌やウィルスなどの”生き物系”が入った水
    を飲み水にするためには、
    煮沸を行います。

    CDC(アメリカ疾病センター):https://www.cdc.gov/healthywater/emergency/drinking/making-water-safe.html
    を参考にすると、1分間の煮沸を行うと良いとあります。

  3. 泥やガラスなど”ゴミ”が入った水
    を飲み水にするには、
    濾過(ろか)を行います。

我々が手作りでできるレベルは、
濾過と煮沸になります。

ですので、
野外で飲み水を確保するにあたって、実際の行動を整理すると、

  1. 化学物質や放射性物質、金属類、海水などの”非生き物系”が入っていないか、周りの状況から判断する。
  2. 泥やガラスなど ”目に見えるゴミ” を濾過して取り除く。
  3. 細菌やウィルスなどの ”生き物系” を煮沸して殺菌する。

になります。

濾過器作りは、山の大地を再現すること



今回は、
炭と砂と砂利を使って濾過器を作ってみます。

想像して欲しいのですが、
これは山の大地を再現していることになります。

山の麓から湧き出る水や井戸水は、そのまま飲める水もあります。

特に松本市は、
北アルプスの伏流水が街中で湧き出ていて、井戸が豊富にあります。

海の水が太陽で温められて蒸発し(蒸留)、
冷やされた蒸気が雲となり、雨となり山に降る。

大地に染みこみ、通って行く間に、濾過されて、
地表に出てくる。

これを私たちは飲んでいたんですね。

この話から、
日常生活の中で、大地を汚さないこと、水を汚さないことが、
いざという時に自分を助けてくれることが分かります。

せっかくなので、竹で煮沸してみました

竹で煮沸してみます



野外や非常時には、
火に掛けられる鍋がない場合もあります。

この場合は、
熱した石を入れるとか幾つか方法があるのですが、

今回は竹が豊富にあったので竹筒を使って煮沸してみます。

竹は本当に有用な植物で(その生長スピードの速さで厄介者でもありますが)、火に掛けてご飯を炊くことも出来ます。

竹茶ができました

竹茶


一通り講座が終わった後は、



焚き火を囲みながら、ゆっくりと森の時間を過ごしました。

次回は、6月8日(土)から新シリーズが始まります。

全4回一括でお申し込み頂けるとお得になったり、単発での参加も可能です。
受講できない回は、次のシリーズに繰り越しができます。

申込み、詳しくは以下のページ(URL)をご覧ください。

【2019年夏秋開催】長野県の里山で「サバイバル教室」〜人が生きていくための基本的な知識、スキルを伝える〜

受講者の感想

氏名、またはニックネーム やっちゃん
会社名、もしくはご職業、学校 JBN

Q1
この教室を何で知りましたか?
Facebook

Q2
教室に求めていたこと、期待していたことは何でしたか。
サバイバルについての考え方を学ぶ

Q3
教室を知ってからすぐに申込みましたか?申し込まなかったとしたら何故ですか?
いいえ (それは何故ですか):
そのうち申し込もうと思って忘れていた

Q4
何が決め手となって教室に申し込まれましたか?
4回のシリーズは、予定が合う限り参加しようと思っていた

Q5
このセミナーに参加してのご感想
少しゆるい感じの進行が自分にはちょうど良かったです。ワイドアンクビューというスタイルが、この教室でのサイコーの学びで様々なシーンで役立っています。

Q6
今回学んだことで実践しようと思っていること
いざという時の水の確保の仕方。それを自分がわかっていることによる安心感。実践は難しいです。

Q7
ご家族、お知り合いに、今日の教室を勧める可能性はどのくらいありますか?
43

Q8
その他、ご意見・ご感想。他に解決したいこと、求めていること。
二回目のシリーズのシェルター作りは参加したいです。予定が合えば。

Q9
本アンケートをチラシやHP等に資料として利用してもよろしいでしょうか?
使用可

Q1
この教室を何で知りましたか?
当方のメールマガジンの案内

Q2
教室に求めていたこと、期待していたことは何でしたか。
災害時に役立つ技術

Q3
教室を知ってからすぐに申込みましたか?申し込まなかったとしたら何故ですか?
はい

Q4
何が決め手となって教室に申し込まれましたか?
事前に講師と知り合いであったから

Q5
このセミナーに参加してのご感想
サバイバルの5要素や、災害時に役立つ情報が得られて良かった。

Q6
今回学んだことで実践しようと思っていること
泥水の飲める化

Q7
ご家族、お知り合いに、今日の教室を勧める可能性はどのくらいありますか?
100

Q8
その他、ご意見・ご感想。他に解決したいこと、求めていること。
山菜やキノコなど、山で食料の調達。

Q9
本アンケートをチラシやHP等に資料として利用してもよろしいでしょうか?
ニックネームなら使用可

次回は、6月8日(土)から新シリーズが始まります。

全4回一括でお申し込み頂けるとお得になったり、単発での参加も可能です。
受講できない回は、次のシリーズに繰り越しができます。

申込み、詳しくは以下のページ(URL)をご覧ください。

【2019年夏秋開催】長野県の里山で「サバイバル教室」〜人が生きていくための基本的な知識、スキルを伝える〜

講師は、

人が本来持つ原始の生きる力を取り戻す、
ジャパンブッシュクラフトスクール(JBS)認定インストラクターのすえっち。

・JBSについてはこちらをご覧ください
https://bushcraft.jp/
・主宰する ”すえなみブッシュクラフトスクール” は、こちら
https://www.wagamamalive.com/sbs/

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